Etsyの商品画像の作り方|初心者が迷わない基本と作成手順
Etsyに出品しようとして、最初に手が止まりやすいのが商品画像です。
「サイズはどれくらい?」
「何枚作ればいい?」
「1枚目には何を載せればいい?」
私も実際にデジタル商品を出品するとき、このあたりで何度も調べました。
特にクリップアートやテンプレートなどのデジタル商品は、購入前に実物を手に取って確認してもらえません。
購入者が判断するときに見るのは、商品画像やタイトル、説明文などの商品ページにある情報です。
だから商品画像では、単にきれいに見せるだけではなく、
「何の商品なのか」
「何が入っているのか」
「購入すると何を受け取れるのか」
が分かることが大切です。
この記事では、Etsy公式ヘルプで確認できる画像のルールと、実際に商品画像を作るときの考え方を分けて整理します。
まず確認しておきたいEtsyの商品画像ルール
商品画像を作り始める前に、Etsy公式が案内している基本的なルールを確認しておきます。
Etsyでは商品画像として、JPG、GIF、PNGなど複数の画像形式に対応しています。
ただし、画像形式によって注意点があります。
特にクリップアートを販売する場合に知っておきたいのが、背景透過PNGの扱いです。
背景を透明にしたPNGを商品ページ用画像としてアップロードすると、透明部分が意図した見え方にならない場合があります。
ここで、デジタル商品を販売するときに覚えておきたい考え方があります。
「販売するファイル」と「見せる画像」は別物
たとえば、背景透過の花のクリップアートを販売するとします。
購入者に渡すものは、背景透過PNGです。
一方、Etsyの商品ページで購入前に見てもらう画像は、背景を付けた商品紹介画像として作れます。
つまり、役割を分けて考えます。
背景透過PNG
背景付きのJPGまたはPNG
この違いが分かると、デジタル商品を作るときの画像形式やサイズも整理しやすくなります。
Etsyの商品画像は何pxで作ればいい?
Etsy公式では、商品画像について幅・高さともに2000px以上を推奨しています。
ただし、これはEtsyが「2000×2000pxで作らなければならない」と指定しているわけではありません。公式の「幅・高さとも2000px以上」という推奨を満たす作成例です。
Canvaなどで商品画像を作るなら、最初にサイズを決めておくと、その後の商品画像もそろえやすくなります。
画像サイズについては、記事02「Etsyの画像サイズ|商品画像は何pxで作ればいい?」で詳しく整理しています。
1枚目の商品画像には何を載せる?
商品画像の中でも、特に考えたいのが1枚目です。
1枚目は商品ページだけでなく、検索結果などで商品を見つけてもらう場面でも使われます。
そこで最初に確認したいのは、「この画像だけを見て、何を売っているのか分かる?」ということです。
たとえば30点入りの花のクリップアートなら、次のような組み合わせが考えられます。
- 実際のクリップアート
- 「30 PNG」などのセット内容
- 商品の雰囲気
テンプレートなら、完成したデザインを見せることで、購入後のイメージを伝えやすくなります。
1枚目に全部書かなくていい
商品について伝えたいことが増えると、次のように、どんどん文字を追加したくなります。
「サイズも書こう」
「ファイル形式も書こう」
「使用方法も書こう」
でも検索結果では、商品画像が小さく表示されることがあります。
文字をたくさん入れても、読めなければ意味がありません。
詳しい情報は2枚目以降や商品説明で伝えれば大丈夫です。
2枚目以降の商品画像は「購入前の疑問」に答える
2枚目以降は、単純に画像の枚数を増やす必要はありません。
考え方はシンプルです。購入する前に知りたいことを、画像で順番に見せる。
たとえばクリップアートなら、こんな分け方ができます。
| 画像 | 見せる内容 |
|---|---|
| 1枚目 | 何の商品なのか |
| 2枚目 | セットに入っている素材 |
| 3枚目 | 点数・サイズ・ファイル形式 |
| 4枚目 | 使用イメージ |
| 5枚目 | ZIPなどダウンロード内容 |
| 6枚目以降 | 必要に応じて注意事項や追加例 |
もちろん、必ずこの枚数にする必要はありません。商品によって必要な説明は違います。
「何枚作ればいい?」ではなく、「購入前に何を確認できれば安心だろう?」と考えたほうが、必要な画像を決めやすくなります。
モックアップで「使ったところ」を見せる
デジタル商品では、実際に使った状態を見せる方法もあります。これがモックアップです。
たとえば花のクリップアートなら、次のような使用例を見せられます。
- 招待状に配置する
- メッセージカードに使う
- SNS投稿のデザインに使う
素材だけを並べた画像では分からなかった使い方を、購入者が想像しやすくなります。
ただし、モックアップに写っているものが商品に含まれると誤解されないよう注意が必要です。
モックアップについては、記事08「Etsyのモックアップとは?|デジタル商品の見せ方」で詳しく紹介します。
CanvaでEtsyの商品画像を作る基本手順
専用の画像編集ソフトを持っていなくても、Canvaなどを使って商品画像を作れます。基本的な流れは次のとおりです。
最後にEtsyへアップロードし、実際の表示を確認します。
商品画像を作るときによくある失敗
文字を入れすぎる
商品名、サイズ、使い方、注意事項……。全部1枚に入れると、小さな文字だらけになります。画像ごとに伝える内容を分けたほうが読みやすくなります。
商品そのものが小さすぎる
余白を意識しすぎると、肝心の商品が小さくなることがあります。特にクリップアートでは、絵柄そのものが見えなければ購入判断ができません。
おしゃれだけど何の商品か分からない
デザインとしては素敵でも、「これはテンプレート?」「クリップアート?」「完成品?」となってしまう画像があります。必要なら「Clipart」「30 PNG」など、商品内容が分かる短い言葉を加えます。
モックアップしか載せていない
使用例は分かっても、実際に購入できる素材が分からなくなる場合があります。商品そのものを見せる画像+使用例の両方があると整理しやすくなります。
商品画像と実際のファイル内容が違う
これは特に注意したいところです。商品画像ではたくさん入っているように見えるのに、実際にダウンロードできるものは違う。これでは購入者との認識にズレが生まれます。
「この画像を見た人は、何がもらえると思うだろう?」という目線で最後に確認します。
出品前に確認しておきたい5項目
商品画像が完成したら、Etsyへアップロードする前に確認してみます。
全部問題なければ、まず出品して実際の表示を見てみます。
まとめ
Etsyの商品画像は、単に「きれいな画像」を作るためのものではありません。
購入前の人が、
「これは何の商品?」
「何が入っている?」
「買ったら何を受け取れる?」
と疑問に思ったとき、その答えを見せる役割があります。
最初から完璧な商品画像を作ろうとすると、なかなか出品まで進めなくなります。
まずは1商品分作ってみる。Etsyにアップロードして、小さなサムネイルでも商品が分かるか確認する。気になるところがあれば直す。その繰り返しで十分です。
商品画像を作っていて「サイズはこれでいいのかな?」と迷ったら、次は記事02「Etsyの画像サイズ|商品画像は何pxで作ればいい?」へ進んでください。
画像サイズを確認してみるEtsy画像チェック&リサイズツール ツールを開く ›Etsy Help「Requirements and Best Practices for Images in Your Etsy Shop」
Etsy Help「How to Create a Listing」
Etsy Help「How to Edit Your Listing Photos」
※Etsyの仕様は変更される可能性があります。出品時には最新のEtsy公式ヘルプをご確認ください。
確認日:2026年9月28日