ファイルを準備する

Etsy用ZIPファイルの作り方|複数のデジタルファイルをまとめる方法

確認日:2026年9月29日
※この記事は2026年9月29日に確認した情報をもとにしています。デジタルセラーラボはEtsy公式サイトではありません。仕様は変更される可能性があるため、出品時には最新の公式情報も確認してください。

クリップアートなどのデジタル商品を作っていると、こんなところで手が止まります。

「PNGを30個作ったけど、これ全部Etsyにアップロードするの?」

私もクリップアートを出品するとき、ここで一度止まりました。

Etsyのデジタル商品には、アップロードできるファイル数と1ファイルあたりの容量に上限があります。

そこで便利なのがZIPファイルです。複数のPNGなどをひとつにまとめて、1つのファイルとしてアップロードできます。

この記事では、ZIPとは何か、Windows・Macでの作り方、Etsyへアップロードする前に確認したいことまで順番に整理します。

目次
  1. ZIPファイルとは?
  2. ZIPにすると容量も小さくなる?
  3. なぜEtsyでZIPを使うの?
  4. ZIPを作る前に中身を整理する
  5. WindowsでZIPファイルを作る方法
  6. MacでZIPファイルを作る方法
  7. ZIPを作ったら一度、自分で解凍する
  8. EtsyへZIPをアップロードする
  9. ファイル名は購入者にも見える
  10. 購入者はZIPを解凍して使う
  11. ZIPにしたほうがいい商品
  12. よくある失敗
  13. 出品前チェックリスト
  14. まとめ

ZIPファイルとは?

ZIPは、複数のファイルをひとつにまとめられるファイル形式です。

たとえば、

flower-01.png
flower-02.png
flower-03.png
flower-04.png

というPNGを、

flower-clipart-set.zip

という1つのファイルにまとめられます。

購入者はZIPをダウンロードしたあと、展開(解凍)して中の画像を取り出します。

EtsyでもZIPはデジタル商品の対応ファイル形式のひとつです。

ZIPにすると容量も小さくなる?

ここは少し注意が必要です。

ZIPというと、「圧縮=ものすごく容量が小さくなる」と思うかもしれません。

ところがPNGやJPGなど、もともと圧縮されているデータは、ZIPにしても容量があまり減らない場合があります。

EtsyでZIPを使う大きなメリットは、複数のファイルをひとまとめにできることです。

容量そのものを小さくしたい場合は、記事10「Etsyのデジタル商品のファイル容量を小さくする方法」で別に考えます。

なぜEtsyでZIPを使うの?

2026年9月29日にEtsy公式ヘルプを確認したところ、即時ダウンロードのデジタル商品では、次のようになっています。

項目現在の仕様
アップロードできるファイル数最大5ファイル
1ファイルの最大容量20MB
ZIP対応

たとえば30個のPNGを販売する場合、そのままでは30ファイルになります。そこで、次の方法を使えます。

30個のPNG
↓
ZIPにまとめる
↓
1個のZIPとしてEtsyへアップロード

もちろん、ファイルが1〜2個しかない商品なら、無理にZIPにする必要はありません。

ZIPを作る前に中身を整理する

いきなりZIPを作る前に、購入者へ渡すファイルだけを1つのフォルダにまとめます。

入れるもの
  • 販売するPNGやJPG
  • 必要なPDF
  • 購入者向けの説明書
  • 商品として必要なその他のファイル
入れないもの
  • 制作途中の画像
  • 下書き
  • 確認用画像
  • 関係のないデータ
  • 自分だけが使う管理ファイル

ZIPを作ってから中身を直すより、この段階できれいにしておくほうが簡単です。

WindowsでZIPファイルを作る方法

Windowsでは、基本的に追加ソフトなしでZIPを作れます。

1
販売するファイルをまとめる — 購入者へ渡すデータだけを1つのフォルダに入れます。
2
ファイルを選択する — ZIPにしたいファイルをすべて選択します。
3
右クリックする — 選択したファイル上で右クリックします。
4
ZIP形式で圧縮する — Windowsのバージョンによって表示は異なりますが、「ZIPファイルに圧縮」または、「送る」→「圧縮(zip形式)フォルダー」などを選択します。
5
ファイル名を付ける — たとえば、flower-clipart-set.zipのように、中身が分かる名前を付けます。

MacでZIPファイルを作る方法

Macも標準機能で作れます。

1
販売するファイルをまとめる — ZIPにしたいデータを1つのフォルダにまとめます。
2
ファイルを選択する — まとめたいファイルを選択します。
3
右クリックする — 右クリック、またはControlキーを押しながらクリックします。
4
「圧縮」を選択する — 「○項目を圧縮」などを選択します。
5
ファイル名を変更する — 完成したZIPに、商品内容が分かる名前を付けます。

ZIPを作ったら一度、自分で解凍する

ここは飛ばさないほうがいいです。

ZIPを作ったあと、購入者になったつもりで一度展開してみます。

確認するのは、次のようなところです。

「30個入れたつもりが29個だった」というミスも、ここで気づけます。

EtsyへZIPをアップロードする

ZIPが完成したら、Etsyのデジタル商品へアップロードします。基本的な流れは、次のとおりです。

出品を作成
↓
デジタルファイルを追加
↓
ZIPを選択
↓
ファイル名と容量を確認
↓
出品内容を確認

特に確認しておきたいのが、ファイル名です。

ファイル名は購入者にも見える

ファイル名を、final_001.zipにしていたとします。

自分には意味が分かっても、購入者には何のファイルなのか分かりません。

それより、中身が分かる名前のほうが親切です。

分かりにくい例

final_001.zip

→
分かりやすい例

flower-clipart-set.zip

Etsyでは、アップロード後にファイル名だけを直接編集することはできません。変更する場合は、ファイルを削除し、名前を直したものを追加し直す必要があります。

アップロードする前に、「このファイル名を購入者が見ても大丈夫?」と確認しておきます。

購入者はZIPを解凍して使う

ZIP商品では、購入者側でもひと手間必要です。

ダウンロードしたZIPを展開してから、中のPNGなどを使用します。

そのため商品説明に、次のように書いておくと分かりやすくなります。

コピー例「ZIPファイルでのお渡しです。ダウンロード後に展開してご利用ください。」

販売者にとっては当たり前でも、デジタル商品を初めて購入する人はZIPを知らないことがあります。この一文だけでも、購入後の混乱を減らせます。

ZIPにしたほうがいい商品

ZIPが向いているのは、次のような商品です。

特に複数の素材をセットにするクリップアートでは使いやすい方法です。

反対に、次のような場合は、必ずしもZIPにする必要はありません。

よくある失敗

ZIPにすれば20MBを超えても大丈夫だと思う

ZIP自体もEtsyへアップロードする1ファイルです。そのため、ZIP完成後の容量も確認します。

不要なファイルまで入れる

ZIPにする前のフォルダ整理が大切です。

ZIPを作っただけで安心する

一度展開して、実際に中身を確認します。

ファイル名を適当に付ける

購入者にも見えることを考えて名前を決めます。

出品前チェックリスト

ここまで確認したら、アップロードへ進みます。

まとめ

Etsyでたくさんのデジタルファイルを販売するとき、ZIPを使うと整理しやすくなります。

2026年9月29日現在、即時ダウンロードのデジタル商品は、次のとおりです。

最大5ファイル
1ファイルあたり最大20MB

クリップアートなら、次の流れで考えると分かりやすくなります。

PNGを整理
↓
ZIPにまとめる
↓
一度自分で展開して確認
↓
Etsyへアップロード

ZIPは「容量を劇的に小さくするための魔法の圧縮方法」ではありません。

たくさんのファイルを、購入者が受け取りやすい形にまとめる方法。まずはそう覚えておけば十分です。

出品前にファイルをチェックするEtsyデジタル商品 ファイル準備チェッカー ツールを開く ›
参考情報
Etsy Help「How to Manage Your Digital Listings」
Etsy Help デジタル商品のダウンロードに関する購入者向けヘルプ
※Etsyの仕様は変更される可能性があります。実際の出品時には最新の公式情報をご確認ください。
確認日:2026年9月29日
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